• トラブルシューティング

エラーメッセージ一覧

エラー発生時は、以下に示すように、エラー番号とメッセージがダイアログボックスがポップアップで設定が表示されます。タイトルバーにはエラー番号を示しており、ダイアログボックスのメッセージは、エラーの説明を示します。

Error # 1 “Top Door Open”

  • 原因:ドアが閉じていない、または安全インターロックが効いていない。
  • 対処:ドアがしっかりと閉じていることを確認してください。 

Error # 2 “Low Battery”

  • 原因:温度センサーのための9Vバッテリー残量が少ない、または接続されていない。
  • 対処:9Vの電池を交換してください。交換してもErrorが出る場合は、端子の接触不良が考えられます。レーザー本体の電池ボックス挿入口の奥にある金属端子を手前側に引き出してください。

Error #3 “Over Temperature”(同時に警報アラームが鳴ります)

  • 原因:レーザーシステムの温度センサは、過度の熱を検出しました。(庫内で火災発生の可能性)
  • 対処:トップドアを開けててください。 – これはインターロックを開くことにより、レーザービームを停止させます。その後、消火作業=庫内の熱源を除去してください。
  • 熱源がないのにエラーが出た場合は、①レーザーの電源をOFF ②温度センサー用のバッテリーを一旦、取り外し、再度、バッテリーを取り付けてください。

Error # 8 “VLS Power Off”

  • 原因:レーザー加工中に電力の供給が途絶えた。
  • 対処:レーザーシステムの電源と電源トランスを確認してください。電源の供給が正常なのに停止した場合は、USBケーブルを抜いてからPCを再起動してください。再起動後、USBケーブルを接続し、再度、加工を行ってみてください。 

Error # 11 “User selected pause while running Auto-Z.”

  • 原因:オートZの最中にオペレータが[一時停止]ボタンを押す。これは回復可能な一時停止状態ではありません。
  • 対処:Resumeをクリックしないでください。一旦、レーザーの電源をOFFにして、起動後に再度、加工を行ってください。

Error # 13 “This Print Job was generated for a Rotary fixture, but the Rotary fixture doesn’t appear to be attached. Please re-print the file, or else attach the Rotary fixture.”

  • 原因:ジョブは、ロータリーフィクスチャのフィクスチャ·タイプの選択で印刷しますが、システムは、ロータリーフィクスチャの接続を検出できませんでした。
  • 対処:ロータリーフィクスチャの設定を正しく行い、再度ジョブを実行してください。

 Error # 14 “The Rotary fixture appears to be attached, but this Print Job was not generated for the Rotary fixture. Please re-print the job or remove the Rotary fixture.”

  • 原因:ロータリーフィクスチャの接続を検出しましたが、ロータリーフィクスチャ 使用の選択せず​​にジョブを印刷しようとしました。
  • 対処:ロータリーフィクスチャの設定を正しく行い、再度ジョブを実行してください。あるいはロータリーフィクスチャを取り外してください。  

Error # 17 “No response from USB channel. The application will attempt to reconnect to the Engraver. Following reconnection, run the print job again.”

  • 原因:ファームウェアがロックされました。システムがUSBコマンドを送信しますが、10秒間ハードウェアからの応答がない場合は、このエラー番号が表示されます。
  • 対処:USBケーブルを抜き、コントロールパネルをクローズしてパソコンを再起動してください。再起動後にUSBを接続し、システムの電源を入れてください。ファームウェアは、電源投入時にリロードされます。

Error # 18 “No engraving platform detected. Please install a table or fixture.” 

  • 原因:テーブルまたはロータリーフィクスチャが接続されていません。
  • 対処:標準加工テーブルやカッティングテーブル、もしくはロータリーフィクスチャが正常に取り付けられていることを確認してください。(斜めに取り付けられているなど) 

Error # 19 “System in motion stop state.”

  • 原因:モーションデータが正常に実行されません。 USBデータ通信が不明な理由で中断されました。
  • 対処:USBケーブルを抜き、コントロールパネルをクローズしてシステムの電源をOFFにしてください。パソコンを再起動した後、USBを接続し、システムの電源を入れてください。ファームウェアは、電源投入時にリロードされます。

Error # 29 “Motion Packet Misaligned (Type 1)”

  • 原因:モーションデータエラーが発生しました。Z位置データが破損したためジョブが中断。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 30 “Motion Packet Misaligned (Type 2)”

  • 原因:モーションデータエラーが発生しました。R位置データが破損したためジョブが中断。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 31 “Motion Packet Misaligned (Type 3)”

  • 原因:モーションデータエラーが発生しました。動作にズレが発生したためジョブが中断。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 32 “Motion Data Empty “

  • 原因:モーションデータエラーが発生しました。モーションデータが空になったためジョブが中断。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 33 “Motion Interrupted”

  • 原因:モーションデータエラーが発生しました。モーションデータが中断されたためジョブが中断。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 34 “Process print job error”

  • 原因:印刷ジョブ処理中にエラーが発生したため、ベクトルまたはラスターのパスを計算することができません。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 35 “Encoder Error”

  • 原因:モーションデータエラーが発生しました。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 36 “Position Error” 

  • 原因:エンコーダ/カウンタの不一致 – モーションデータの位置エラーが発生。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 37 “Homing Error”

  • 原因:原点復帰エラーが発生しました。
  • 対処:①システムの電源をOFFにした後、パソコンを再起動してから再度ジョブを実行してください。
  • ②復帰しない場合は、コントロールパネルのキャッシュファイルをクリアし、コントロールパネルを再インストールしてから、再度ジョブを実行してください。

Error # 38 ” Fixture Error “

  • 原因:オートZを使用の際、Z軸の数値が間違っているため、オートZに失敗しました。
  • 対処:Re-home Zを行い、レンズ高さの確認を行ってから、再度、ジョブを実行してください。

Error # 39 ” Vector Too Long “

  • 原因:メモリー許容範囲を超える長さのベクターデータが送信されました。
  • 対処:グラフィックデータを見直して、データを小分けにして加工してください。

Error # 40 ” Auto Z error “

  • 原因:Z軸検出用リミットスイッチに達したため、オートZに失敗しました。
  • 対処:レンズの高さを確認し、プリンタ設定のオートZ高さの値を確認してください。

Error # 41 ” Programmed Z error “

  • 原因:ロータリーフィクスチャ使用時、オートZの高さが高すぎます。
  • 対処:オートZ高さを見直してください。加工できない高さの数値が入力された可能性があります。

Error # 42 ” Focus Height Invalid”

  • 原因:home Zを行った後、キャリブレーションが行われていません。
  • 対処:フォーカスレンズのキャリブレーションを行ってください。