1.フォーカスキャリッジにレンズキットを取り付けます。
2.オプション品(エアーアシスト等)が装着されていれば取り外します。
また、 テーブルに配置しているものは取り出します。
3.システムがオンの状態で、UCPを開き、[System]タブをクリックします。
Auto Z ボックスにチェックマークがあれば外します。
4.定規を使用して、取り付けられたレンズの推定焦点距離より 1 インチ(約25㎜)下にステージを下げます。
• 2.0 の場合は 3 インチ(約75㎜)
• 1.5 の場合は 2.5 インチ(約38㎜)
• HPDFO の場合は 3 インチ(約75㎜)
5.グラフィックソフトで、長さ約 50㎜の青色のベクターラインをテーブルの真ん中に来るように作成します。
Materials DatabaseでAnodised Alminumを選択、Intensity AdjustmentのVector Engravingを-50% にして
UCPに出力します。
6.テーブルの真ん中あたりにアルマイト板を置きます。
7.置いたアルマイト板に明るい線が現れるまでジョブを繰り返します。
その際、ジョブが実行されるたびに Z 軸の高さを 0.01mm ずつ上げます。
8. ノギスなど使用して、カードの上部からレンズキットの下部までの距離を測定します。
9. 最初の明るい線に一致する線が現れるまで手順 7を繰り返します。
(毎回カードを少しずつ動かして、レーザーがきれいな表面に線を付けるようにします。)
10. 一致する線が現れたらカードの上部からレンズキットの下部までを測定します。
11. 2 つの距離を合計し、結果の距離を2で割ります。
12. この数値は、彫刻テーブルからフォーカス キャリッジを設定する距離です。
13. フォーカスツールのベースにある止めネジを少し緩めます。
14. フォーカスツールの長さを、手順 12 で測定した距離に合わせます。
15. 止めネジを締めて距離をチェックし、ツールのシャフトが滑っていないことを確認します。