ハンディ型レーザーマーキング機 ユーザーマニュアル
対応モデル:20W / 30W
製品をご使用になる前に、必ず本取扱説明書をよくお読みください。
本書は今後の参照のため、大切に保管してください。
用語集(Glossary)
以下の用語は、不適切な操作によって引き起こされる危険のレベルを表します。
-
注意(take care)
指示に従わない操作を行った場合、製品性能に支障をきたしたり、製品本体または対象物に軽微な損傷を与える可能性があります。 -
警告(be careful)
指示に従わない操作を行った場合、製品性能に支障をきたし、製品本体または対象物に深刻な損傷を与える可能性があります。 -
注意!(Attention!)
使用時にジャベリン本体を人や動物に向けないでください。重大なリスクを引き起こす恐れがあります。 -
警告(warning)
指示に従わない操作を行った場合、製品性能に深刻な損傷を与え、予期しない事故を招く恐れがあります。 -
警告(warning)
本製品をご使用になる前に、必ず本マニュアル全体をお読みになり、機能を十分に理解したうえで操作を行ってください。
誤操作によって生じた人的被害、製品の損傷、財産の損失について、当社は一切の法的責任を負いません。
当社が提供・推奨していない部品の使用はお控えください。
設置および使用に関しては、必ず当社の指示に従ってください。そうしない場合、アフターサービスの対象外となります。
本書は安全、操作、保守に関する指示を含んでいます。
組立・セットアップ・使用前に必ずよくお読みください。
製品の安全使用ガイドライン(Product Safety Usage Guidelines)
⚠️ 警告
不適切な使用は、火災、物損、または人身事故を引き起こす恐れがあります。
本製品をご使用の際は、必ず以下の安全ガイドラインに従ってください。
製品免責事項(Product Disclaimer)
本製品をご使用になる前に、すべての安全上の注意、警告、使用条件、および免責事項をよくお読みください。
製品上の黄色い警告ラベルや使用条件、免責事項を確認した上でご使用ください。
本製品の使用および操作に関するすべての責任は使用者にあります。
ご使用の地域での関連法規について十分に理解し、遵守する責任は使用者にあります。
製品使用に関する注意事項(Product Usage)
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装置使用前に、レーザーラベルの貼付位置に注意し、指示をよく読んでください。
-
使用中、目や皮膚をレーザーにさらさないでください。
-
製品使用時のレーザー出力仕様は以下の通りです:
- パルス幅(pulse width):670ns
- 繰り返し周波数(Repetition frequency):27.71KHz
- 最大出力(Maximum output power):16.31W -
本仕様書に定められていない制御・調整・手順で操作を行うと、危険なレーザー放射が生じる恐れがあります。
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提供されるレーザー開口部から放射されるレーザー放射レベルはクラス1を超えます。
-
OD3以上の光学密度を持つ保護メガネの着用を推奨します。
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製品を液体に接触させたり、水に浸したり濡らしたりしないでください。
雨天や高湿度環境での使用は、回路のショートや故障、バッテリーの自然短絡、爆発を引き起こす恐れがあります。 -
非正規品や当社指定以外の部品の使用は禁止です。交換が必要な場合は、当社の公式サイトまたはアフターサービスにご相談ください。
非純正品による故障や事故については一切責任を負いません。 -
モジュールの取り外し・取り付け時は、必ず電源をオフにしてください。
通電中に部品を抜き差しすると、破損の原因となります。 -
周囲温度が60℃を超える場合、バッテリーボードが発火・爆発する恐れがあります。
また、−20℃未満ではバッテリー性能が著しく低下し、LCDが表示できなくなる場合があります。-
強い静電気または磁場のある環境での使用は禁止されています。
誤動作や機能障害を引き起こす可能性があります。 -
製品を分解したり、鋭利なもので穴を開けたりしないでください。
重大な故障や危険につながる恐れがあります。 -
本体を強く落としたり、衝撃を受けた場合、機能異常が発生する可能性があります。
バッテリー内蔵モデルでは、バッテリーの破裂による重大な事故の危険もあります。 -
使用中に製品が水に落ちた場合は、安全な屋外に置いて完全に乾燥させるまで近づかないでください。
乾燥後も再使用はせず、指示に従って適切に廃棄してください。
🔥 製品が発火した場合の消火手順(推奨順):
- 水またはミスト
- 砂
- 消火ブランケット
- 粉末消火器
- 二酸化炭素消火器-
製品を電子レンジや加圧容器の中に入れないでください。
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通常とは異なる状況下で、針金や金属製のものを本体に差し込まないでください。
ショートや重大な危険につながります。 -
本体を叩いたり、重い物を上に載せたりしないでください。
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タッチスクリーンに汚れがある場合は、静電容量式スクリーン専用のクリーナーで拭いてください。
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通風孔にほこりがたまっている場合はブラシで清掃してください。
※著しい詰まりがある場合はアフターサービスへご相談ください。 -
海辺や水辺など湿気の多い環境では防湿袋の使用を推奨します。
内部に水分が確認された場合は使用・通電せず、アフターサービスへご連絡ください。
製品の充電について
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充電には公式指定の充電器をご使用ください。
非正規の充電器による事故について、当社は一切責任を負いません。 -
充電中は可燃物のない平らな場所に設置し、必ず立ち会ってください。
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バッテリーが高温になっている場合は、室温まで冷ましてから充電してください。
満充電状態での連続使用(フル負荷放電)は避けてください。
製品の保管と輸送について
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製品は子供の手の届かない場所に保管してください。
誤操作による重大な事故を防止します。 -
使用後、バッテリー残量が著しく少ない状態では保管しないでください。
長期保管前には必ず充電してください。
放置するとバッテリーがディープスリープ状態となり、通常充電では復帰できません。 -
製品を高温環境(車内や暖房機器付近など)に置かないでください。
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湿気のある場所や水漏れの可能性がある場所に長期間放置しないでください。
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製品を金属製の物と一緒に保管・輸送することは禁止されています。
バッテリーを含む製品を宅配や物流で輸送する場合は、バッテリー残量を30%未満にしてください。
バッテリーの廃棄について
-
廃棄する前に、必ずバッテリーを完全放電してください。
バッテリーは有害な化学物質であり、一般ゴミとしての廃棄は禁止されています。
地域の法規やリサイクル規定に従って処分してください。 -
放電されたバッテリーは損傷しているため、廃棄物として処理してください。
製品のメンテナンスについて
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実使用に応じて、放熱孔の**定期的な清掃(防塵)**を行ってください。
効率的な冷却が維持されます。 -
バッテリーの使用および保管環境温度:−20°C ~ 45°C
最適温度:20°C ~ 25°C -
長期間未使用の場合、内部バッテリーの性能が劣化する恐れがあります。
-
1か月に1回の充放電を推奨します。
目安:30%まで放電 → 85%まで充電
航空機持ち込みに関する注意
✈️ この製品は機内持ち込みができません。
-
1. ホーム(Home)
1.1 ログイン(Login)
ログインボタンをクリックすると、パスワード入力画面が表示されます。
ログインパスワード:123(管理者)
※システムには、異なる権限レベルでログインできます。
1.2 システムステータスバー(System status bar)
システムのステータスバーは以下のように表示されます(図1-2参照):
-
システム状態表示
マーキングシステムの準備完了、マーキング中、エラー警告などの情報を表示します。 -
更新(Refresh)
フライトマーキング中に、オンラインで情報を更新する機能です。
以下2つの動作モードがあります:
1. 2回キャッシュ後の更新:オンライン更新をクリックすると、一度マーキングしてから修正内容を反映して再度マーキング。
2. リアルタイム更新:オンライン更新をクリックすると、次のマーキングから修正内容を即時反映します。
※高速生産ラインでは、リアルタイム更新によりマーキングの取りこぼしが発生する場合があります。 -
フォーカスライト(Focus light)
2つの赤色レーザーが接続されている場合に、焦点合わせ用の赤色レーザーを使用します。 -
ガイドライト(Guide light)
赤色レーザーでマーキング範囲を事前に可視化・確認します。 -
テスト(Test)
現在選択されているデータのマーキング時間をテストできます。
テスト後、ステータスバーに時間が表示されます。 -
マーキング情報(Marking info)
クリックすると、図1-3のようなポップアップ画面が表示されます。
図1-3の内容:
-
内容確認(View content):現在のマーキング内容を表示
-
ファイル名(File name):現在マーキングしているファイル名を表示
-
マーキング時間(Marking time, 秒):現在のファイルのマーキング所要時間
-
回数(Current times):スタートボタンを押してからのマーキング回数
-
スピード(Speed, m/min):エンコーダーから取得したパイプライン速度または設定されたシミュレーション速度
-
ビュー更新(Refresh view):マーキング中、画面内容をリアルタイム更新
-
キャッシュクリア(Clear cache):
リアルタイム更新でない場合、2回のマーキング後に内容が更新されます。
チェックを入れると、即時に修正後の内容でマーキングを実施します。
※高速ラインでは「取りこぼし」が発生する可能性があります。 -
警報クリア(Clear alarm):エラーアラームをリセット
-
シリアル番号リセット(Reset serial number):生産を停止せずにシリアル番号をリセット可能
-
回数クリア(Clear count):現在または累計のマーキング回数をリセット
-
編集(Edit):マーキング中にオンラインでデータを修正可能。修正後は「オンライン更新」で反映。
-
開始/一時停止ボタン(Start/pause marking button)
1.3 編集バー(Edit bar)
精度(Precision)
上下・左右・回転など、回転ノブで操作する際の移動距離または角度を設定します(単位:mm / 度)。
オブジェクトの追加(Add object)
マーキング対象のテキスト、点、線、円、長方形、バーコード、QRコード、図形、遅延などを追加できます。
1.3.1 テキストの追加(Add text)
「テキスト」ボタンをクリックすると、図2-2のようなコンテンツ編集画面が表示されます。
-
上(Up):データの順序を調整し、データを前に移動させます。
-
下(Down):データの順序を調整し、データを後ろに移動させます。
-
編集(Edit):固定テキスト、シリアル番号、日付と時刻、ファイル読み込み、シフトコード、システム変数、ランダムコードを編集します。
-
削除(Delete):追加済みのコンテンツを削除します。
-
改行(New line):分岐情報を追加します。
-
管理(Manage):変数を管理します。
1.3.1.1. テキストの追加(Add text)
コンテンツ編集画面に入ると、システムは自動的に空の固定テキストを生成します。
「編集(Edit)」をクリックすると、テキストボックスが表示され、
その空白部分をクリックするとキーボードが表示されます。
新しい固定テキストを追加するには、「固定テキスト(Fixed text)」ボタンをクリックすると、
初期内容として「TEXT」という固定テキストが追加されます。
テキストの編集(Edit text)
「TEXT」というテキストを選択し、図2-2のように「編集(Edit)」ボタンをクリックすると、編集画面に入ります。
そこでコンテンツボックスをクリックすると、図2-3のようにキーボードが表示されます。
フォント(Font):テキストのフォントを選択します。
選択可能なフォントには、ドットマトリックスフォント、単線フォント、二重線フォントがあります(図2-4参照)。
-
文字高さ(Char height):文字の高さを設定します。
-
幅スケール(Width scale):フォントの幅を変更します。デフォルト値は1です。
-
文字間隔(Spacing):文字と文字の間の距離を設定します。
-
等幅(Monospaced):すべての文字に同じ幅を設定します。
-
行間(Line space):同一テキスト内の各行の間隔を設定します。
-
整列(Alignment):同一テキスト内の複数行の整列方法を設定します。
-
ファイルに保存/タイムスタンプ/ファイル保存(Save to file, Time stamp, Save file):記録の用途や利用履歴として保存します。
1.3.1.2. シリアル番号の追加(Add serial number)
「シリアル番号(Serial number)」ボタンをクリックすると、**初期値が「0000」**のシリアル番号が追加されます(図2-5参照)。
シリアル番号の編集(Edit serial number)
シリアル番号を選択し、「編集(Edit)」ボタンをクリックすると、シリアル番号設定画面が表示されます(図2-6参照)。
以下の設定項目があります:
-
開始値(Start value):シリアル番号の開始値
-
終了値(Final value):シリアル番号の終了値
-
現在値(Current value):現在マーキング対象となるシリアル番号
-
ステップ値(Step value):1回のマーキングごとに増加する数値
-
桁数(Number of digits):表示する桁数(例:4桁なら 0001、0010)
-
先頭記号(Leading symbol):シリアル番号の前に付ける記号(例:#、S など)
-
書式記号(Character expression symbol):文字列形式の定義
-
繰り返し回数(Marking times):1つのシリアル番号を何回繰り返してマーキングするか
-
現在の繰り返し数(Current times):現在のシリアル番号が何回マーキングされたかを表示
-
循環(Cycle):チェックを入れると、シリアル番号が終了値に達したあと、再び開始値に戻って循環します。
-
生産中のリセット(Reset serial number in production):チェックを入れると、稼働中にリセットが有効になります。
-
制御信号出力(Control signal output):シリアル番号の出力信号を設定します。
-
ADVOUT(事前出力):複数のシリアル番号を先に出力する設定です。
-
DELOUT(遅延距離出力):出力信号の遅延距離(単位:mm)を設定します。値が大きすぎると警報が出る場合があります。
1.3.1.3 日付・時刻の追加(Add date and time)
「日付/時刻(Date / Time)」ボタンをクリックすると、システムの日付と時刻が追加されます(図2-7参照)。
日付・時刻の編集(Edit Date / Time)
「日付/時刻」項目を選択し、「編集(Edit)」ボタンをクリックすると、日付・時刻の編集画面が表示されます(図2-8参照)。
設定項目:
-
フォーマットの選択(Select format):システムにあらかじめ用意されている日付・時刻フォーマットを使用できます。
-
フォーマットの編集(Modify the format):
区切り文字(例:「/」「-」など)や年月日の並び順をカスタマイズできます。
-
時間オフセット(Time offset):
現在の時刻を基準に、日・時・分単位で増減できます。
例:1日加算 → 「+1」、1日減算 → 「−1」
時間や分も同様に調整可能です。
1.3.1.4 ファイル読み込み(File read)
「ファイル読み込み(File read)」ボタンをクリックすると、空のファイル読み込みオブジェクトが追加されます(図2-9参照)。
ファイル読み込みの編集(Edit File read)
読み込むファイルを選択し、「編集(Edit)」ボタンをクリックすると、ファイル読み込み設定画面が表示されます(図2-10参照)。
設定項目:
-
ドキュメントの選択(Select a document):
ファイルパスの右側にある「選択(Select)」ボタンをクリックすると、
内部ストレージまたはUSB内のファイル一覧が表示されます。
読み込みたいファイルを選択します(図2-11参照)。
-
行番号(Line number):
マーキング対象とするテキストが含まれるファイル内の行番号を指定します。 -
サイクル(Cycle):
チェックを入れると、ファイル内のテキストを**ループ表示(繰り返し)**させることができます。
1.3.1.5 プランの追加(Add Plan)
「Plan(プラン)」ボタンをクリックすると、図2-12のようなコードスキップ(コード切替)編集画面が表示されます。
「編集(Edit)」ボタンをクリックすると、スキップ内容の設定画面が開きます(図2-13参照)。
操作項目:
-
追加(Add):コードスキップリストを追加します(図2-14参照)。
-
削除(Delete):登録済みのコードスキップリストを削除します。
-
編集(Edit):コードスキップ情報とその適用時間を編集します。
例:
図2-12の「編集」ボタンをクリックすると、コードスキップ内容の編集画面が開きます(図2-15)。
ここで、各スキップ情報と時間帯を設定します。
図2-14の内容例:
-
00:00:00〜12:00:00 → コード内容「A」
-
12:00:00〜00:00:00 → コード内容「B」
時間帯に応じて出力内容が自動で切り替わります。
1.3.1.6 変数の追加(Add variable)
この機能は**通信機能(例:外部システム連携など)**に関係しています。
使用する際は、エンジニア(技術担当者)に連絡してください。
1.3.1.7 ランダムコードの追加(Add random code)
システムがランダムにデータを自動生成し、その内容をマーキング対象として追加できます。
1.3.2 描画(Draw)
描画機能には、直線、破線、点、円、長方形などの図形を追加する機能が含まれます。
1.3.2.1 点の追加(Add Dot)
「点(Dot)」ボタンをクリックすると、図2-16のような点の描画機能が表示されます。
-
**設定 → 噴射パラメータ(spraying parameters)**内で、以下のように動作を切り替えることができます:
☑ チェックが入っている場合 → 点の時間(dot time)出力
☐ チェックが入っていない場合 → 点のパルス数(dot pulse)出力
この設定により、点が何秒間照射されるかまたは何パルス照射されるかを制御できます。
1.3.3 線の追加(Add Line)
「線(Line)」ボタン(中心線ボタン)をクリックすると、以下のタイプの線を追加できます(図2-18参照):
-
通常の直線(普通線)
-
破線(tear line – dotted line)
-
破線(tear line – circle)
-
破線(tear line – point)
1.3.3.1 通常の直線の追加(Add normal straight line)
-
線の種類を「直線(straight line)」に設定します。
-
線の長さを設定できます(図2-19および図2-20参照)。
1.3.3.2 破線の追加(Add Tear line)
-
「tear line(破線)」タイプとして、点線・円・点のいずれかを選択できます(図2-21参照)。
-
各ユニットの直径や間隔を設定可能です。
1.3.3.3 円の追加(Add Circle)
-
「円(Circle)」ボタンをクリックすると、円を描画できます(図2-22参照)。
1.3.3.4 長方形の追加(Add rectangle)
-
「長方形(Rectangle)」ボタンをクリックすると、長方形を描画できます(図2-23参照)。
1.3.4 図形の追加(Add graph)
「グラフ(Graph)」ボタンをクリックすると、図2-24のような追加インターフェースが表示されます。
対応フォーマット:
-
ベクターファイル:DXF、PLT
-
画像ファイル:JPG、PNG、BMP など
これにより、あらかじめ用意したロゴやイラスト、外部データをインポートしてマーキングに使用できます。
1.3.5 バーコードの追加(Add barcode)
「バーコード(Barcode)」ボタンをクリックすると、内容編集インターフェースがポップアップします。
デフォルトでは、内容が「123」のQRコードが表示されます(図2-25参照)。
■ コード設定(Code)
-
反転(Reverse):チェックを入れると、バーコードが反転表示されます。
この場合は**バーコードの枠(ボーダー)**を設定する必要があります。
表示例:
- 通常(Forward)
- 反転+ボーダー(Reverse border)
-
タイプ(Type):使用可能なバーコードタイプを選択します。
例:Code128、Code39、Code93 など -
高さ(Height):バーコードの縦の長さ
-
余白(Blank):枠付きのバーコードにおいて、バーコードと枠の間隔を指定します。
■ テキスト表示(Text)
-
テキスト表示(Display text):バーコードの内容を文字として表示します。
-
フォント(Font):表示する文字のフォントを選択
-
文字高さ(Char height):表示される文字の高さ
-
文字間隔(Char space):文字同士の間隔
-
水平オフセット(Horizontal offset):文字の水平方向の位置調整
-
垂直オフセット(Vertical offset):文字の垂直方向の位置調整
-
ファイル保存/タイムスタンプ(Save to file / Timestamp):
ログ記録用であり、通常は使用しません。 -
内容の編集(Modified content):
テキスト後方のボックスをクリックすると、内容入力画面が表示されます(図2-26参照)。
設定後、「OK」を押すとバーコードが追加されます(図2-27参照)。
塗りつぶしタイプの変更(Fill type modification)
「Fill(塗りつぶし)」をクリックすると、塗りつぶしタイプの設定画面に入ります。
選択可能な塗りつぶしタイプは以下の通りです:
-
点(Points)
-
線(Lines)
-
円(Circles)
-
通常(Normal)
(図2-28参照)
線塗り(Line fill)
-
塗りつぶしタイプに「Line(線)」を選択すると、**線の間隔(line spacing)やインデント(indent)**を調整することができます。
通常塗り(Normal fill)
-
「Normal(通常)」を選択すると、図2-29のように「塗りつぶし有効(Enable Filling)」オプションが表示されます。
-
ここで、以下のようなパラメータが設定できます:
-
塗り角度(Filling angle)
-
塗り線間隔(Fill line spacing)
-
枠の有効化(Enable border)
-
塗りつぶしモードの選択肢:
-
Optimize line filling(最適化された線塗り):ジグザグパターンで高速処理に適します。
-
Ordinary line filling(通常の線塗り):順番にペンが上下しながら線を描画します。
その他のパラメータ(Other parameters)(図2-30参照):
-
マージン(Margin):塗り線と有効な外枠との距離
-
ストレートインデント(Straight indent):直線と枠の距離
-
外周の数(Boundary ring number):枠線の本数
-
リング間隔(Ring spacing):枠線同士の距離
-
塗り回数(Multiple fills):塗りを繰り返す回数
-
オフセット角度(Every offset):前の塗りと次の塗りの角度差
1.3.6 QRコードの追加(Add QR code)
「QRコード」ボタンをクリックすると、QRコード編集画面が表示されます。
デフォルトでは内容が「123」のQRコードが追加されます(図2-31参照)。
■ コード設定(Code)
-
反転(Reverse):チェックを入れると、QRコードが反転表示されます。
反転した場合は、通常上下左右すべての枠(ボーダー)を1以上に設定する必要があります。
例:
- 白い素材に黒を打つ → 反転不要(フォワード)
- 茶色や黄色の素材 → 反転+枠あり が必要(逆ボーダー)
-
タイプ(Type):選択可能なQRコードタイプ
- QRCODE、PDF417、DATAMATRIX など -
バージョン(Version):QRコードのサイズ(セル数)を指定
-
誤り訂正レベル(Grade):エラー訂正の強度を設定
-
フレーム(Frame):枠の太さ。例:1=1セル分の枠、2=2セル分
■ テキスト設定(Text)
-
テキスト表示(Display text):QRコードの内容を文字として表示するかどうか
-
フォント(Font):表示する文字のフォント
-
文字高さ(Char height)、文字間隔(Char space)
-
水平オフセット(Horizontal offset)、垂直オフセット(Vertical offset)
-
ファイル保存、タイムスタンプ(Save to file, timestamp):
ログ保存目的で、通常は使用しません。 -
内容編集(Modified content):
テキストボックスをクリックすると、入力画面が表示されます(図2-32)。設定後「OK」を押すとQRコードが追加されます(図2-33)。
■ QRコードの塗りつぶし(QR code filling)
「Fill(塗りつぶし)」をクリックすると、塗りつぶし方法の選択画面が表示されます(図2-34)。
選択可能な塗りタイプ:
-
点塗り(Point fill):
例:「ABCDEFG1234567890」というQRコードに対して単一の点塗りを適用(図2-35)
-
線塗り(Line fill):
例:同じQRコードに対し、線間隔0.2mm、インデント0.1mmで適用(図2-36)
→ 線間隔を1mm、インデントを0.2mmに変更した例(図2-37)
-
円塗り(Circle fill):
例:線間隔0.1mm、インデント0mm → 線間隔0.5mm、インデント0.05mmに変更(図2-38、図2-39)
-
通常塗り(Ordinary fill):
塗りつぶしの種類にコンテンツ(ABCDEFG1234567980)を含むQRコードを追加します。図2-40に示すように、塗りつぶしの種類として「通常塗りつぶし」を選択します。
図2-41に示すように、「塗りつぶしを有効にする」を選択すると、塗りつぶし角度、行間隔、外枠の有効化、行塗りつぶしの最適化、QRコード効果(図2-42を参照)を変更できます。
■ その他パラメータ(Fill other parameters)(図2-43)
-
マージン(Margin):塗りつぶされた線と有効な枠の間の距離。
-
ストレートインデント(Straight indent):直線と有効な枠の間の距離。
-
外周の数(Boundary ring number):境界線の数
-
リング間隔(Ring spacing):枠と枠の間の距離
-
塗り回数(Multiple fills):塗りつぶし回数
-
オフセット角度(Every offset):前後のオフセット角度
1.3.7 遅延の追加(Add delayer)
ホーム画面の「遅延(Delay)」ボタンをクリックすると、編集インターフェースがポップアップ表示され、遅延時間を設定できます(図2-44参照)。
✅ 注意事項:
-
この機能は「静的モード(Static Mode)」でのみ有効です。
-
遅延は必ずマーキング対象オブジェクトの前に挿入してください。
-
遅延の位置はオブジェクトリスト内で調整可能です。
1.3.8 新規(New)
「新規(New)」ボタンをクリックすると、
「前回編集したデータを保存しますか?」という確認が表示されます。
-
「OK」をクリックすると、ファイル名の入力画面が表示されます。
名前を入力して保存します(例:「123」など)(図2-45参照)。
1.3.9 開く(Open)
「開く(Open)」ボタンをクリックすると、内部ストレージまたはUSBに保存されているファイル一覧が表示されます。
内部ファイル「123」を選んで「OK」をクリックすると開きます(図2-46参照)。
操作一覧:
-
戻る(Return):前のディレクトリに戻る
-
新規(New):新しいファイルを作成
-
削除(Delete):ファイルを削除
-
名前の変更(Rename):ファイル名を変更
-
コピー(Copy):ファイルをコピー(USB→システム、またはシステム→USB)
-
貼り付け(Paste):コピーしたファイルを貼り付け
1.3.10 保存(Save)
現在のデータファイルを上書き保存します。
1.3.11 名前を付けて保存(Save as)
現在のデータファイルを新しい名前で保存します。
1.3.12 元に戻す(Undo)
直前の操作を取り消します(元に戻す)。
1.3.13 やり直す(Redo)
「元に戻す」で取り消した操作を**再実行(やり直し)**します。
1.3.14 コピー(Copy)
選択したデータをコピーします。
コピー後、空白部分をクリックすると自動的に貼り付けられます。
1.3.15 削除(Delete)
選択したデータを削除します。
1.3.16 ツール(Tool)
ツール機能には以下の操作が含まれます:
-
整列(Alignment)
-
分配(Distribution)
-
グループ化(Group)
-
結合(Combination)
-
曲線に変換(Convert to curves) など
✅ 使用例:
-
データが複数ある場合:
-
上・下・左・右・中央などに整列できます。
-
データが3つ以上ある場合、水平・垂直方向の等間隔配置が可能です(図2-47参照)。
-
操作内容の概要:
-
グループ化(Group):複数のオブジェクトを1つにまとめます
-
グループ解除(Ungroup):まとめられたオブジェクトを再び分離します
-
結合(Combination):複数のベクターを結合します
-
結合解除(Uncombine):結合されたベクターやテキストを個別のベクターに分割します
-
曲線化(Curve):テキストをベクター曲線に変換します(加工用途などに使用)
1.3.17 オブジェクト(Object)
現在の編集エリア内にあるファイル(オブジェクト)は、図2-48のように一覧表示されます。
操作項目:
-
上へ(Up):選択したオブジェクトを上に移動し、マーキング順を調整します。
※マーキングはリストの上から下の順に実行されます。 -
下へ(Down):選択したオブジェクトを下に移動し、順序を調整します。
-
最前面へ(Topping):選択オブジェクトをリストの最上部へ移動します。
-
最背面へ(Bottom):選択オブジェクトをリストの最下部へ移動します。
-
マーキングの有効/無効(On/off marking):選択したオブジェクトのマーキングをオンまたはオフに切り替えます。
■ レイヤー(Layer)
複数のデータを順番にマーキングしたい場合は、各オブジェクトを別々のレイヤーに割り当てる必要があります。
設定手順:
-
「管理(Manage)」をクリックしてレイヤー番号を設定します(図2-49参照)。
-
例:3つのテキストデータがある場合、3つのレイヤーを作成し、それぞれに番号を付け、**開始遅延(Start Delay)**も設定(例:1)します。
-
ホーム画面に戻ったら、各データに異なるレイヤー番号を割り当てます(図2-50参照)。
左側= 同じレイヤーのマーク順序、右側=異なるレイヤーのマーク順序を示します
1.3.18 円弧テキスト(Arc text)
「円弧テキスト(Arc text)」ボタンをクリックすると、現在選択中のテキストを円弧状テキストに変換できます(図2-51参照)。
-
「はい(Yes)」を選択すると、データが円弧テキストに変換されます。
■ 設定項目:
-
文字順反転(Reverse text order):テキストの並び順(右から左、左から右)を切り替えます。
-
テキストスタイル(Text style):表示スタイルを選択(図に基づいて調整)
-
X半径(Radius X):X軸方向の円弧半径
-
Y半径(Radius Y):Y軸方向の円弧半径
-
開始角度(Starting angle):最初の文字が始まる角度(度単位)
-
角度制限(Limit angle):円弧全体の表示角度範囲を指定
(例:360度 → 完全な円弧、180度 → 半円)
(図2-52参照)
1.3.19 塗りつぶし(Fill)
-
フォントが二重線フォント(double line font)である場合や、図形がベクター図(vector graphic)で線が閉じている場合、塗りつぶしが可能です(図2-53参照)。
✅ 設定項目:
-
塗り有効(Enable fill):チェックを入れると、図形またはテキストに塗りつぶしが適用されます。
-
塗り角度(Fill angle):X軸に対する塗り線の角度を設定
※例:0度なら横向きの塗り線 -
線間隔(Line space):塗り線同士の間隔を指定
-
輪郭(Contour):枠(外周)を有効にするかどうか
-
塗りタイプ(Fill type):
-
Optimize line filling(最適化線塗り):ジグザグ形状で高速加工
-
Normal line filling(通常線塗り):ペンが矢印の方向に従って直線的に動作
-
(図2-54参照)
その他のパラメータ(図2-55参照):
-
マージン(Margin):塗り線と枠線の間の距離
-
ストレートインデント(Straight indent):塗り開始位置と枠との直線距離
-
外周数(Boundary ring number):輪郭線の本数
-
リング間隔(Ring spacing):外周と外周の間隔
-
塗り回数(Multiple fills):同じ領域を何回塗るか
-
オフセット角度(Every offset):各塗りの角度ずれ(連続塗りの変化をつける場合)
1.3.20 配列(Array)
オブジェクトを配列状に並べることができます(図2-56参照)。
✅ 設定項目:
-
X方向の数(X Count):水平方向に並べる個数
-
Y方向の数(Y Count):垂直方向に並べる個数
-
X方向の間隔(X Spacing):隣接オブジェクト間の水平距離
-
Y方向の間隔(Y Spacing):垂直距離
設定後、「OK」をクリックすると、図2-57のように配列が反映されます。
1.3.21 マーキングパラメータ(Marking parameters)
マーキングパラメータに対応するカラーブロックを選択します。
マーキングパラメータは、**設定機能 → 噴射パラメータ(spraying parameters)**で変更できます。
異なるテキストには、異なるカラーブロックを割り当てることができ、
同じカラーブロックを複数のテキストで共有することも可能です。
1.3.22 寸法と座標(Dimensions and coordinates)
図2-58に示すように、テキストサイズおよびテキストの座標位置を修正します。
幅または高さを個別に修正するには、対応するボタンをクリックします。
1.3.23 文書管理(Document management)
Document management:以下に示すように、スプレーファイルおよびフォントを管理します。
マーキングファイル管理(Marking file management)
システムに保存されたファイルをUディスクにコピーすることができ、
またUディスク内のファイルをシステムにコピーすることもできます。
使用方法:
-
内部をクリックし、ファイルを選択し、「コピー」をクリック
-
USBをクリックし、「貼り付け」をクリックすると、システム内部ファイルがUディスクに正常にコピーされます
フォント管理(Font management)
ユーザーはフォントをシステム内部にアップロードすることができます。
対応アップロード形式:ttfフォント形式。
使用方法:
-
TTFフォント形式のUディスクをUSBソケットに挿入します
-
フォントをクリックし、次にUSBをクリックし、右上のフォントをクリックします。
ダブルラインフォントを選択し、再度USBをクリックし、TTFフォントを選択してインポートボタンをクリックします -
システムがフォントの成功を通知した後、システムを再起動します
1.4. システムツールバー(System toolbar)
-
Document:スプレーファイルとフォントを管理
-
ZoomIn:ズームインツール
-
ZoomOut:ズームアウトツール
-
Work:マーキング全領域を表示
-
Selected:選択されたオブジェクトを最大化表示
-
ALL:すべてのオブジェクトを最大化表示
2. キーボードの紹介(Keyboard introduction)
キーボードインターフェースは図2-59に示されています。
A:大文字化切替
B:スペースキー
C:改行キー
D:カーソル上下左右
E:削除、入力方式切替、閉じる(注:中国語はピンイン入力)
3. 生産ライン設定(Production line settings)
3.1.1 静的コーディング設定(Static coding settings)
1、パイプライン設定
パイプラインの方向は静止に設定されます(図3-1参照)。
2、マーキングモード設定
マーキングモードは、ジョグモードまたは信号トリガーモードを選択できます。
3.1.1.1 ジョグモード(Jog mode)
マーキングモードをジョグモードに変更します(図3-2参照)。
-
ペダルモード(Pedal Mode):
モードがジョグモードのとき、ペダルモードをトリガー信号として選択できます。
フットフィルターを設定することができます。
マーキングを開始するには、クリック後にフット信号を待ってからマーキングが実行されます。 -
連続モード(Cont. Mode):
チェックが入っている場合、1回クリックするとマーキングを開始し、時間間隔に従って連続してマーキングします。
チェックが入っていない場合、1回クリックすると1回だけマーキングします。 -
赤色光モード(Red light mode):
マーキング後、自動的に赤色光ガイドが動作します。
3.1.1.2 トリガーマーキングモード(Trigger marking mode)
マーキングモードをセンサーモードに設定します(図3-3参照)。
このモードでは、センサーが有効になっている必要があります。
そうでない場合、トリガー信号は受信されません。
このモードでは、フットスイッチは無効になります。
-
センサーを開く(Open detector):
必ずチェックする必要があります。チェックしない場合、トリガー信号を受信できず、マーキングされません。
また、センサーフィルターを設定できます。 -
レベル設定(Level setting):
レベルトリガーの極性を選択します(高レベルトリガーまたは低レベルトリガー) -
マーキング回数(Mark times):
マーキングを開始するためにクリックした後、センサーが信号をトリガーすると、システムが複数回マーキングを実行します。 -
TSBOT:
設定された時間内に、システムはセンサーによって受信されたトリガー信号を自動的に無効化します。
3.1.2 フライトマーキング設定(Flight marking settings)
パイプラインの方向は、現場でのコーディング状況に応じて、
左から右または右から左のいずれかを選択します(図3-4参照)。
マーキング順序の最適化(Optimize marking order):
最適化されたコーディング順序(左)と、非最適化(右)の比較は以下の通りです。
エンコーダーを有効にする(Enable encoder):
チェックされている場合、エンコーダーを使用してパイプラインの速度に応じてマーキングされます;
チェックされていない場合は、アナログのパイプライン速度でマーキングされます。
エンコーダー設定(Encoder settings):
-
ホイール直径(Wheel diameter):エンコーダーに取り付けられたホイールの直径。
-
1回転あたりのパルス数(Pulses per cycle):エンコーダーのラベルに記載されたエンコーダーのパルス数。
-
移動方向(Move direction):係数と速度を計算するためにクリックし、自動的に逆走しているかどうかを判別。
-
フライト係数(Flight coefficient):係数を計算するためにクリックし、フライトマーキングの係数を自動的に取得します(この値は計算された値であり、現場でのマーキング効果に応じて微調整します)。
図1または図2の状況が発生した場合は、現場でのレーザー設置方向およびパイプラインの方向に応じて、
係数を増減させ、図3に示すようなマーキング状態になるまで調整します。
パイプライン角度(Pipeline angle):
レーザーとパイプラインの間の角度。
レーザー機とパイプラインが小さな角度で交わっており、物理的な調整が不正確な場合、
この角度はソフトウェア上で補正することができます。
パイプライン角度は図3-5に示されています。
角度が正しくない場合、以下の2つの状況が発生します(図3-6に示す通り)。
図1または図2の状況が発生した場合、現場でのレーザーの設置方向およびパイプラインの方向に応じて、
パイプラインの角度を増減させます(負の数に変更することも可能)、
図3に示すようなマーキング図が表示されるまで調整します。
その他のパラメータ(Other parameter):インターフェースは図3-7に示されています。
強制更新(Mandatory update):
現在の情報が固定内容(変更を除く)である場合、オンライン更新機能を実現したい場合は、
「はい」を選択して強制更新を行う必要があります。
位置制限を有効にする(Enable location restrictions):
-
チェックが外れている場合、レーザーはガルバノメーターの端から発光し、データのパイプライン速度を上げます。
-
チェックが入っている場合、レーザーはデータが位置するガルバノメーターの位置に応じて発光します。
例:コード内容「2020/06/28」を追加し、データはデフォルトで中央に配置されているとします。
「計算(calculation)」機能をクリックした場合、チェックが入っていれば、データの現在位置が許可されます。
-
チェックありの最速パイプライン速度:133.94 m/分
-
チェックなしの最速ライン速度:233.44 m/分
比較は以下に示されています。
位置オフセット(Position offset):
この値は、「Enable Location Limitation(位置制限を有効にする)」がチェックされていない場合にのみ有効です。
例:値が10mmの場合、レーザー光は端から10mmの位置で発光します。
警告を閉じる(Close warning):
すべての警報を無効にし、インターフェース上部に警報プロンプトが表示されなくなります。
範囲(Range):
この機能は現在使用できません。
シミュレーションライン速度設定(Simulated line speed setting)
設定方法:
エンコーダーを**未選択(Use the encoder unchecked)**にして使用します(図3-8参照)。
最初にライン速度を測定し、その後、固定速度欄にライン速度を入力します。
マーキング中に以下の状況が発生した場合は、
固定速度を修正することで正常に戻すことができます。
図1または図2の状況が発生した場合、現場でのレーザーの設置方向およびパイプラインの方向に応じて、
シミュレーション速度の値を増減させ、図3に示されているマーキング状態になるまで調整します。
マーキングモード設定(Marking mode settings)
マーキングモードは3種類あります:ノーマルモード、パイプラインモード、連続マーキングモード
3.1.2.1 ノーマルモード(Normal mode)
コーディングモードにノーマルモードを選択し、センサーをオンにします(図3-9参照)。
-
センサー距離(Sensor distance):
プローブの距離、すなわちプローブの設置位置とマーキング位置の間の距離。 -
TSBOT:
設定された距離内で、システムはセンサーが受信したトリガー信号を自動的に遮断します。
3.1.2.2 パイプラインモード(Pipeline mode)
マーキングモードをパイプラインモードに設定します(図3-10参照)。
-
開始距離(Starting distance):
マーキングを開始するためにクリックしたその瞬間からの距離で、コードの印字が開始されます。 -
マーキング距離(Mark distance):
前回のマーキングと次回のマーキングの間の距離です。
3.1.2.3 連続モード(Continuous mode)
コーディングモードに連続コーディング(continuous coding)を選択します(図3-11参照)。
このとき、センサーはオンでなければならず、かつセンサーが常に高レベルのときにのみコードが印字されます。
-
センサー距離(Sensor distance):
プローブの距離、すなわちプローブの設置位置とマーキング位置の間の距離。 -
マーキング回数(Mark times):
連続コーディングの回数を設定します。制限がない場合、センサーが高レベルである間、
システムは設定された距離に従って常にコーディングを行います。 -
TSBOT:
設定された距離内で、システムはセンサーが受信したトリガー信号を自動的に遮断します。 -
マーキング間隔(Mark space):
前回のマーキングと次回のマーキングの間の距離です。
4. 設定(Setting)
4.1 マーキングパラメータ(Marking parameters)
ホームページでマーキングファイルを選択し、
「設定(Settings)→ 噴射パラメータ(spraying parameters)」をクリックして、
マーキングデータのパラメータを変更します。
デフォルト値を修正することができます。
マーキング速度(Marking speed)(mm/s)
マーキング速度は、レーザービームの焦点がマーキング対象物の表面上を「書く」速度を示します。
ジャンプ速度(Jump speed)(mm/s)
ジャンプ速度は、あるベクターグラフィックから次のベクターグラフィックへジャンプした後に描画される速度を示します。
典型的な値は、マーキング速度の2倍です。
出力(Power)(%)
レーザーの相対出力(単位:%)。値が大きいほど出力が高くなります。
使用中は90%を超えないことを推奨します。
周波数(Frequency)(KHz)
レーザーの周波数は、単位時間あたりのパルス数を示します。
つまり、1秒あたりのドット数(単位:KHz)です。
パルス幅(Pulse width)(μs)
レーザーのパルス幅。
遅延パラメータ(Delay parameter)
遅延パラメータには主に以下が含まれます:
jump delay ジャンプ遅延
laser-on delay レーザーオン遅延
laser-off delay レーザーオフ遅延
marking delay マーキング遅延
corner delay コーナー遅延
遅延は、定義されたジャンプ速度およびマーキング速度に適合させる必要があります。
遅延が最適化されていない場合、マーキングの品質が低下し、マーキング時間が延長されます。
通常、レーザーオン遅延およびオフ遅延の長さは、総スキャン時間に影響を与えません。
まずはオン・オフのレーザー遅延を最適化し、次にマーキング制御の遅延(つまりジャンプ遅延、マーキング終了遅延、ターンポイント遅延)を最適化すべきです。
ジャンプ遅延およびマーキング終了遅延を大きな値に設定することは、レーザー遅延を最適化する上で非常に有効です。
以下では、例を用いて各種マーキング遅延がマーキング品質に与える影響を説明します:
ジャンプ遅延が短すぎる場合
ジャンプ遅延が短すぎると、ジャンプ後にスキャンヘッドの位置決めが完了していない状態で、
最初のマーキングベクターが開始されてしまい、移動中の振動効果が生じます(図4-2参照)。
ジャンプ遅延が長すぎる場合
ジャンプ遅延が長すぎる場合、大きな影響はありません。
ただし、マーキング時間が延長されます。
レーザーオン遅延が短すぎる場合
レーザーオン遅延が短すぎる場合、マーキングベクターの開始時点でレーザーがオンになります。
たとえガルバノメーターが必要な角速度に達していなくても、
各ベクターの始点に焦げ付き現象が発生します(図4-3参照)。
レーザーオン遅延が長すぎる場合
レーザーオン遅延が長すぎる場合、マーキングベクターの開始時点でレーザーが遅れてオンになります。
そのため、ベクターの始点がマーキングされません(図4-4参照)。
レーザーオフ遅延が短すぎる場合
レーザーオフ遅延が短すぎると、直線またはポリラインの最後のマーキングコマンドの後にレーザーがオフになりますが、
そのときガルバノメーターはまだベクターの終点に到達していません。
その結果、該当するベクターが完全にはマーキングされないという現象が起こります(図4-5参照)。
レーザーオフ遅延が長すぎる場合
レーザーオフ遅延が長すぎると、直線またはポリラインの最後のマーキングコマンドの後に、レーザーが遅れてオフになります。
その間、ガルバノメーターが停止している、または非常にゆっくり動いているにもかかわらず、レーザーはまだ照射されています。
その結果、各ベクターの終点に焦げ付き現象が発生します(図4-6参照)。
マーキング遅延(Marking delay)
明確な変化はありませんが、値が大きいほどマーキング時間が長くなります。
コーナー遅延が短すぎる場合
コーナー遅延が短すぎると、後続のポリラインに対するマーキングコマンドがすでに実行されているにもかかわらず、
ガルバノメーターが前のマーキングベクターの終点に到達していません。
このことにより、コーナーが弧状(アーチ形)に見える現象が発生します(図4-7参照)。
コーナー遅延が長すぎる場合
コーナー遅延が長すぎると、後続のマーキングコマンドが実行される際に、ガルバノメーターの動きが非常に遅くなるか、停止してしまうことがあります。
このとき、これらのベクター間でレーザーがオフにならないため、焦げ付きが発生します(図4-8参照)。
ドット時間(Dot times)(μs)
単一ポイントのエネルギー。この機能は、フォントがドットマトリックスフォントである場合、またはドット・ドットマトリックスQRコードが追加された場合に有効です。
チェック(√)がある場合はドット時間出力、チェックがない場合はドットパルス出力となります。
ジャンプリミット、長さ制限、長さ制御(Jump limit, length limit, length control):
該当なし(Being not)
4.2 エリア(Area)
エリアにはガルバノメーター校正および赤色光ガイド校正が含まれます(図4-9参照)。
4.2.1 ガルバノメーター校正(Galvanometer calibration)
-
エリアサイズ(Area size):現在のフィールドレンズのマーキング範囲。
-
Len 1=X、Len 2=X:
Len 1=Xを選択し、「手動トリガー(manual trigger)」をクリックします。
マーキングされた「ABC」が水平であれば正解です。
「ABC」が垂直であれば、選択が誤っていることを意味しますので、Len 2=Xを選択してください。
-
反転補正(Correction):
現場の状況に応じて、マーキングされた「ABC」が反転していないかを確認します。
必要に応じて回転させ、対応するガルバノメーターの反転設定を選択し、
マーキング内容が求める状態になるまで調整します。
-
**係数補正方法(The coefficient correction method)**は以下の表に示されています。
最初に「デバッグパラメータの自動作成(automatic creation of debugging parameters)」を選択し、
次に「テストパラメータ(test parameters)」をクリックして、矩形サイズを設定します。
例:エリアサイズが110の場合、矩形サイズを109に設定し、次に「手動トリガー」をクリックします。
4.2.2 赤色光ガイド校正(Red light guide calibration)
「赤色光ガイド設定(red light guide setting)」をクリックして、
赤色光ガイド校正インターフェースに入ります(図4-10参照)。
-
フレーム(Frame):
「はい(Yes)」を選択すると、矩形によるガイドになります;
選択しない場合は、文字のパス全体に沿ってガイドされます。 -
ガイド速度(Guide speed):
赤色光ガイドの線描画速度。
赤色光ガイド校正方法(Red light guide calibration method):
1、矩形のマーキングを追加します。
2、赤色光ガイドをクリックし、オフセットやズームなどを調整して、
赤色光ガイドの光がマーキング図と完全に一致するようにします。
赤色光フォーカス調整方法(Red light focusing method):
1、赤色光のフォーカスには2つの赤色光が必要です。
1つは固定赤色光、もう1つは調整可能な赤色光です。
2、「赤色光フォーカス調整(red light focus adjustment)」にチェックを入れ、
上下左右の4つのボタンを調整して、2つの赤色光が完全に一致するようにします。
4.3 レーザー(Laser)
レーザーの種類を選択し、レーザーのパラメータを変更します。インターフェースは図4-11に示されています。
-
レーザータイプ(Laser type):
レーザーの種類を選択します。レーザーがCO2の場合は、それに対応してCO2を選択し、システムを再起動してください。 -
パラメータ範囲(Parameter range):
レーザー出力および周波数の範囲を変更します。
ファイバーレーザーの特性(Fiber laser properties)
インターフェースは図4-12に示されています。
-
MO信号(MO signal):
常時開(normally open)かどうかを選択できます。通常はMOを開く必要があります。 -
MOPA:
レーザーがMOPA構造のレーザーである場合は、MOPAをオンにする必要があります。
CO2レーザーの特性(CO2 laser properties)
インターフェースは図4-13に示されています。
-
予備電離(Pre-ionization):
通常は変更の必要はありません。
レーザーに微弱な光漏れが見られる場合は、パルス周波数を下げてください。 -
初期パルス抑制(First pulse suppression):
開始点が深くなりすぎる場合は、初期パルス抑制をオンにし、開始出力を設定する必要があります。
UVレーザーの特性(UV laser properties)
PWMの最小周波数および最大周波数を設定できます。
一部のUVレーザーブランドでは、出力光が反転する場合があります。
つまり、出力1%で最大出力、100%で最小出力となるような現象です。
このような場合は、「PWM信号反転(PWM signal reverse)」を**「はい(Yes)」に設定**します。
出力光に異常がない場合は、設定する必要はありません(図4-14参照)。
Inno/lightwaveレーザーの特性(Inno/lightwave laser properties)
インターフェースは図4-15に示されています。
このページのすべての設定はデフォルトのままで選択可能です。
というのも、UVレーザーは予熱が必要であり、起動後数分経過するとレーザーが自動的に起動します。
4.4 ユーザー権限(User rights)
ユーザーの権限とパスワードを階層的に設定します(図4-16参照)。
管理者ユーザー(パスワード:123)にログインし、各ユーザーに対して権限とパスワードを設定します。
例:Level1ユーザーのパスワードを888に変更し(図参照)、
図4-17を使用して、当該ユーザーの使用権限を設定し、
「オブジェクトの追加」「オブジェクトの編集」「ファイル操作」の3つの機能を無効化します(図4-18参照)。
管理者ユーザーをログアウトし、Level1ユーザーでログインすると、
無効化された機能はグレーアウトされ使用不可となります(図4-19参照)。
4.5 システム設定(System settings)
図4-20に示されています。
システム設定(System settings):
-
日付(Date):システムの日付を設定します。
-
時刻(Time):システムの時刻を設定します。
-
インターネット情報(Internet Information):
マザーボードのDHCP情報を設定します。
「設定(Settings)」をクリックするとインターフェースがポップアップします(図4-21参照)。
「有効化(Enable)」をクリックしてネットワーク情報を設定し、**保存(Save)**をクリックします。
-
ホスト名(Host name):マザーボードの名前を設定します。
-
IPアドレス(IP address):マザーボードのIPアドレスを設定します。
-
サブネットコード、ゲートウェイ、DNSの設定は不要です。
-
言語(Language):システムの言語タイプを設定します。中国語と英語をサポートしています。
言語を切り替えた後は、システムの再起動が必要です。
-
BC設定(BC settings):開発者オプション。
スクリーンセーバー設定(Screensaver settings)
スクリーンセーバー機能を有効にすると、
スクリーンセーバーの時間、表示内容、バックライトなどを設定できます(図4-22参照)。
その他の設定(Other settings)
-
ファイルの自動読み込み(Automatically load files):
シャットダウン前に開いていたファイルを、起動後に自動的に読み込みます。 -
メニュー表示(The menu displays):
チェック機能をステータスバーに表示するかどうかを設定します。
たとえば、**赤色光フォーカス(red light focus)**がチェックされていない場合の表示は、図4-23に示されています。
キーボード文字(Keyboard characters)
既存のキーボードにない記号を追加するには、「設定(Settings)」をクリックして
キーボード文字管理インターフェースに入ります(図4-24参照)。
「文字を追加(Add Character)」をクリックすると、Unicodeコード入力インターフェースが表示されます。
各文字には固有のUnicodeコードがあり、インターネットまたはWordなどで調べることができます。
例:記号 ® を追加する場合、対応するUnicodeコードは 00AE です。
インターフェース上で「00AE」をクリックし(図4-25参照)、
「追加(Add)」をクリックすると、記号がキーボード文字管理インターフェースに追加されます(図4-26参照)。
追加が完了すると、編集内容のキーボード上で変更された文字が確認できます。
キーボード上の「もっと(More)」ボタンをクリックすると表示されます(図4-27参照)。
入力方式の設定(Input method settings)
キーボードで使用する入力方式を設定します。
このキーボードは、同時に最大4つの入力方式をサポートします(図4-28参照)。
4.6 IO設定(IO settings)
-
検出設定(Detection settings):
(※開発者向け) -
IO出力設定(IO output settings):
図4-29に示されているように、3つのIO信号出力があります。
設定可能な項目:
マーキング準備完了出力、マーキング出力、故障出力、メーター出力、シリアル番号終了出力。
例:マーキング終了時に出力が必要な場合の設定方法:
-
OUT-1 を マーキング終了出力(mark the end of output) に設定します。
-
(注:IO出力はローレベル)
接続対象がソリッドステートリレーである場合:
リレーの正極をインターフェース基板の 5V(PL19)出力ポート に接続し、
負極を O_1ポート に接続します。 -
マーキング終了時の出力信号幅を設定します。
-
「保存(Save)」をクリックし、システムを再起動します。
例:メーター出力が必要な場合の操作手順
-
OUT-1 を メーター出力(meter output) に設定します。
-
(注:IO出力はローレベル)
接続対象がソリッドステートリレーの場合、
リレーの正極をインターフェース基板の 5V(PL19)出力ポート に接続し、
負極を O_1ポート に接続します。 -
マーキングモードを フライングマーキング(flying marking) に設定し、
トリガー設定を パイプラインモード(pipeline mode) にします。 -
画面右上の コーディング情報ボタン(coding information) をクリックし、
図4-30に示すメーター計数情報を表示させます。
その後、図4-31に示す メーター計数機能設定インターフェース に入ります。 -
メーター設定パラメータを設定します:
- 長さ(Length):測長値を設定。パイプラインが開始するとカウントが開始され、
この値に達するたびに信号を出力します(ハイレベルまたはローレベル、設定可能)。
- 出力(Output):出力信号をハイまたはローに設定します。
- 信号時間(Signal time):信号出力時間を設定します(単位:ms)。
- 出力遅延(Output delay):信号出力を遅延させるかどうかを設定します(単位:mm)。
- 累積長さ(Cumulative length):パイプラインが始動するとメーターがカウントを開始し、
累積長さが設定値に達するたびに信号(ハイまたはロー)を出力します。
- 信号状態(Signal status):現在の信号の状態を表示。
-
システムを再起動します。
4.7 通信設定(Communication settings)
この機能を使用する必要がある場合は、当社スタッフまでご連絡ください。
4.8 システム情報(System info)
図4-32に示すように、システム関連情報の表示、ソフトウェアのアップデートおよび登録を行います。
4.8.1 システムアップデート(System update)
システムアップデートには、ソフトウェアのアップグレードと起動画面の変更が含まれます。
ソフトウェアアップグレード手順:
-
アップデートファイルをUSBフラッシュドライブに保存し、USBフラッシュドライブを挿入します。
-
「ソフトウェアアップデート(Software Update)」をクリックすると、
ポップアップインターフェースが表示されます(図4-33参照)。
3、クリックして選択すると、ポップアップインターフェースが表示されます(図4-34参照)。
4、USBをクリックし、アップデートファイルを選択、OKをクリックし、**アップデート開始(start update)**をクリックします。
起動画面を変更する手順は以下の通りです:
1、起動画面画像の作成(フォーマット:bmp、解像度:1280×800、ビット深度:32)
2、作成した画像にlogoという名前を付け、画像ファイルとアップデートツールをUディスクに保存します(※アップデートツールについてはスタッフにお問い合わせください)。
その後、Uディスクを画面下部のUSBポートに挿入します。
3、「システムアップデート(System Update)」をクリックすると、インターフェースがポップアップします(図4-35参照)。
4、クリックして選択し、USBをクリック、アップデートツールを選択、OKをクリックし、**アップデート開始(start the update)**をクリックします。
4.8.2 登録(Registered)
ソフトウェアの使用時間または使用日数を制限します。
以下の手順で進めます:
ステップ1:マシンコードをUディスクにエクスポートする
操作手順は以下の通りです:
1、機械の電源を入れ、システムにログインします(パスワード:123)
2、「設定(Settings) → システム情報(System Information) → マシンコードのエクスポート(Export Machine Code)」をクリックします
(システムの指示に従って操作を完了してください)
ステップ2:登録ソフトウェア「register.exe」を開く
図4-36に示されています。
(この登録ソフトウェアはレーザーメーカーより別途提供されます)
ステップ3:マシンコードをインポートする
(※マシンコードは操作画面から直接Uディスクにエクスポート可能であり、画面上の指示に従って具体的な操作を完了させてください)
ステップ4:シークレットキー(Secret Key)を設定する
シークレットキーは機械固有のキーです。必ず記録しておいてください。
次回、機械を登録する際には同じシークレットキーを使用して登録する必要があります。
ステップ5:使用期限または使用日数を設定する
また、制限の解除も可能です。
ステップ6:登録コードを生成し、Uディスクに保存する
(図4-37参照)
ステップ7:機械上で登録を行う
-
ユーザーにログインし、パスワード「123(管理者)」を入力します。
-
「設定(Settings)→ システム情報(System Information)」をクリックし、
事前にUディスクに保存した**登録コード(TXTファイル)**をインポートします。 -
「登録(Register)」をクリックします。
5. アラーム情報(Alarm information)
-
システムエラー(System error):
「設定 → 検出設定(detection settings)→ 検出を有効化(enable detection)」を開いて設定します。
※この機能は開発者用です。通常使用時はチェック不要です。 -
データ初期化失敗(Data initialization failed):
データのマーキング時間が非常に長い場合に、テストコードをクリックしてからコード開始をクリックすると、
「データ初期化失敗」が発生することがあります。
(マーキングモードを再度切り替えることで故障を解除できます) -
システム警告3000(System warning 3000):
システムがLightwaveレーザーとの通信に失敗しています。 -
システム警告3001(System warning 3001):
**ウォーミングアップ中(Warming up)**です。